ベースよしもとの芸人からお呼びがかかる芸人バイク川崎バイク それは何故？

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陣内智則と同郷の加古川出身で陣内智則同様ピン芸人です。見た目は普通ですが・・・

　　　　　最近東京の芸人さんの方が個性豊かな人が目立ってますが、大阪にはまだまだ紹介したい変な芸人がたくさんいます。まずはこの人“バイク川崎バイク”（芸名）です。実はボクは存在すら知らなかったのですが、この間「“和牛　水田”の髪型いいよな～」と言っていたら、弟子の小倉氏が「水田は確か芸人に髪を切ってもらってます」と。ええっ！？となりますよね。それがこのバイク川崎バイクくん。通称ＢＫＢ（頭文字を取ってます）一体何者？気になって若手芸人に連絡をとってもらったら、暫く芸人を休業し実家の加古川に訳あって帰ってました。ところが丁度この九月から復活すると連絡があり大阪へ戻ってきました。念願のＢＫＢに会うことが出来ました。
　　　　　簡単に紹介します。ＮＳＣ２６期生出身の２９歳で和牛や天竺鼠、鎌鼬、藤崎マーケット、ビタミンＳらと同期です。元々は“街の帽子屋さん”というコンビを組んでいました。ある日相方の松崎が“帽子屋お松”という名でＲ－１グランプリに出場。準決勝まで残ったのをきっかけに、ピン芸人になることを告げられあえなく解散。その時に“帽子屋お松”に「ピンになるならインパクトのある名前にした方がいい。バイク川崎はどうだ？川崎をバイクで挟んで“バイク川崎バイク”は？」と言われました。ところが“裸電球”というコンビの後藤に猛烈に反対されました。「そんな名前が売れる訳ないやろ」と。ＢＫＢはその頃から現在に至るまで元相方の帽子屋お松を信頼しているため結局その名前に決めました。
　　　　　どんなネタをしているかと言いますと「♪Ｂ！Ｋ！Ｂ！」と客を煽って盛り上げて突然「ＢＫＢストップ！」と言って煽るのを辞めます。そして「今からおもろいことを言うよ」と自らハードルを上げてネタをするというなんとも奇抜なスタイルです。しかもお客さんに対してかなり上から目線でネタをし、途中サングラスをとってまた普通にかけて次のネタに行くとか。気になるでしょう？しかもバイクのヘルメットを被ってネタしてることもあるそうです。目の前で見せてもらいましたが大変面白かったです。ちなみに「どうしてＢＫＢになったのか？」と尋ねたら、極悪連合というトリオのメンバーのウルフくんがやっているブログの中に、バイク川崎バイクの事をＢＫＢと紹介されていたのがきっかけだそうです。

　　　　　復活して見事また勝ち上がってくることを願ってハリセン一喝！！

　　　　　タイトルにもありましたが、彼はベースよしもとの芸人からお呼びがかかる芸人として有名です。そう彼は美容師の資格を持っているのです。実際にＮＳＣへ行く前までは地元兵庫県加古川市の美容室“ＨＡＩＲ　ＳＰＡＣＥ　Ｖ”で美容師として働いていました。その腕を生かしお金の無い若手芸人たちの髪を切っていたのです。世話になった芸人は数知れず。顧客リストは７～８０人に上ると言います。実際に切った芸人の写メを見せてもらいましたが、見事な腕でした。リピーター率はおよそ９割。ディズニーランドばりのリピーター率です。ただし同期の水田を切った時には散々文句を言われてそれ以来無いそうです。また先輩のモンスターエンジン大林には「思ってた以上にええやん」とお褒めの言葉を頂きましたがそれっきりないそうです。その昔は月に２～３０人程度切って、その芸人から心ばかりの謝礼をいただき、また先輩からはプラスご飯を奢ってもらい生活をつないでいたそうです。なのでアルバイトを一切していなかったと言います。「それにしてもそれだけで生活無理やろ！」とつっこんだら、実は仕送りしてもらってました。２９歳にもなって月５万円も。しかしその心優しい両親からも「今年までやな」と釘を刺されたそうです。さぁどうするＢＫＢ！今年なんとか食べられるようになるまで復活しなければ！！

　　　　　待ち合わせの時に「バイクで行きます。バイク川崎ですから」と言うので期待して待ってたら５０ＣＣのスクーターでした。しかもメーカーもＫＡＷＡＳＡＫＩ（川崎）では無くＳＵＺＵＫＩ（鈴木）でした。ほなバイク鈴木バイクにせ～よ。


参考：http://blogs.yahoo.co.jp/sigo10ba/6189257.html

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